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11年前の

  • もの
  • 2020年5月9日
  • 読了時間: 2分

東京都悪魔襲撃事件(とうきょうとあくましゅうげきじけん)は、2009年(平成21年) 2月13日に発生した悪魔による災害である。悪魔の攻撃と同時に発生した大規模な火災により、膨大な死傷者が発生した。

日本の首都である東京を一体の悪魔が破壊していく様子は日本国内のみならず世界中に大きな衝撃を与えた。


発生した日付から、2・13(にてんいちさん、にいちさん。どちらか一方で通じる場合もある)と称することもある。



【事件発生】

2月13日午前6時半ごろ、東京都港区のレインボーブリッジで崩落事故が発生する。政府は原因不明の崩落事故として対応を進めるが、国家に属する神社である深川神宮の退魔師はこの時点で崩落事故は悪魔による事件だと指摘していた。

同日午後1時頃、突如巨大な悪魔が姿を現し、港区の雑居ビルが崩壊する。周辺の建物を破壊しながら悪魔は足を進め、破壊された建物では火事が併発した。

悪魔は港区から渋谷区を通り新宿区へと進行。火災は大規模なものとなり、副都心は機能不全となった。その後悪魔は東京23区全体に壊滅的な被害をもたらした。

悪魔を駆除するべく、国は早々に退魔師を派遣。その中には退魔師の最高の階級である特級退魔師も2名含まれていたが、善戦の末特級2名を含む派遣された退魔師の殆どが死亡した。

午後11時頃、傷を負った悪魔は突如姿を消し、行方不明となった。



【被害】

この事件による死者、行方不明者は3万人を超え、当時の内閣総理大臣はこの事件を「戦後最悪の悪魔災害」と称した。

また、大規模な災害であったため多くの人々が恐怖や不安を溜め込み、事件後には各地で悪魔が大量発生し、悪魔全体が力を強めた。疲弊しきっている退魔師にとっては追い討ちをかけるようなものであり、多くの退魔師が命を落とすこととなった。

また、対応が遅い上に悪魔を討伐できなかった、と政府と退魔師に批判が殺到。日本退魔連盟は記者会見で「悪魔を討伐できなかったのは退魔師個人の力量不足」とし、世間からさらに厳しい批判を浴びることとなった。

また、厳しい批判をきっかけに多くの退魔師が退魔師を辞したほか、呪術師となる退魔師も発生し退魔界は存続の危機に瀕した。



現在も災害を引き起こした悪魔の捜索が一部の退魔師の中で続いているが、有力な情報は得られていない。

悪魔の研究者や専門家は件の悪魔は自由に姿を変えられるとし、個体の特定は呪力分析を行う他ないとの見解を示している。

 
 
 

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