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悪魔

世の中に蔓延る人間の怒りや悲しみ、憎しみなどの負の感情が具現化したもの。

人間を襲うことで恐怖を集め、今まで数多の人間が犠牲になった災害の一種である。その被害は甚大であり、悪魔が人間社会にに与えてきた影響は歴史書を見れば明白である。

昔は「荒魂」と呼ばれていたが、大正ごろから「悪魔」という呼び方が浸透し、今では荒魂という言葉は使われなくなった。

人間は悪魔を視認することができ、実体を持つため触れることもできる。

「呪術」と呼ばれる特殊能力を使うことができる。精神が不安定な人間ほど悪魔に狙われやすい傾向がある。

なお、悪魔は霊力か呪力のこもった攻撃でしか殺すことができない為、霊力をコントロールできない一般人が悪魔を駆除するのはほぼ不可能である。

 

その姿は様々で、多くが異形だが、人間の姿をしている個体も存在する。

人間の姿に近ければ近いほど高い知能を持つとされ、人間の言葉を話し、人間に紛れているものもいる。

​栄養を摂らなくても無限に生きることができるが、怪我をした際には生き物の血液を摂取することで高速で回復することができる。また、血液の摂取は呪力の増幅につながるとされており、積極的に血液を摂取する悪魔ほど強い。なお、悪魔の本来の目的は人間を襲うことであり、血の摂取はその副産物に過ぎない。

悪魔は退魔師と同じく、強さによって三級〜特級までのランク分けがされる。

多くの悪魔は神の霊力が苦手であり、神社で祈祷された御守りやお札は悪魔よけとして有効である。

​駆除された悪魔の死体を回収する専門の業者(地方公務員)がいる。

・天降り(アマクダリ)について

神社を持たない野良神は、長い間人間の負の感情を受け続けて悪魔になる場合がある。

元が神の悪魔は特に呪力が強力であり、「天降り」と呼ばれている。

天降りになった神が再び神に戻ることはない。

​ふつう天降りは特級悪魔よりも強いため、特級退魔師が対処するように推奨されている。

天降りほどの悪魔になると、周囲の人間はその膨大な呪力にあてられ、心身に悪影響(自殺衝動や嘔吐、感覚障害、強い頭痛など)を与える場合があり、呪力に対しての耐性がない一般人は注意が必要である。

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