人間の死体を乗っ取った悪魔。人格は悪魔である。

身体のどこかに人間とは異なる特徴が現れる。（ツノが生える、顔に特徴的な紋様がある、耳が尖っている、など）

悪魔と同様に呪術を使うことが出来る。

元は死体だが、悪魔が乗り移った時点で心臓は動き、血は巡り、生きている人間と変わらない状態になる。その為食物を摂取する必要がある。身体の老化は止まるが、およそ10年〜30年ほどでその身体は壊れてしまうことが多い。

人間では致命傷になるような傷を負っても、悪魔と同様に生き物の血液を摂取することで即座に回復することが出来る。

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通常、魔人になった場合その悪魔はその肉体が壊れるまでその肉体から離脱することはできない。しかし特級悪魔や天降りなどの強力な悪魔はこの通りではなく、何度か離脱が可能である。

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​悪魔と同じく駆除対象だが、日本退魔連盟会議で、特級退魔師である不知火 理の提案をきっかけに理性が強い魔人を退魔師として利用するという計画が一部の退魔師の中で進んでいる。連盟側はこの計画に反対しているが、現在深川神宮で数体の魔人が「魔人退魔師」として試験的に導入されている。

まだその安全性には疑問の声が多くあり、民間人には魔人退魔師の存在は知られていない。

魔人退魔師は他の退魔師の監視下で働くことになり、住居は深川神宮境内の西にある寮で、深川神宮から出る場合は許可が必要である。